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N様邸リノベーション工事が完了しました。

今年からスタートしたN様邸のリノベーション、無事完了!
ご予算と相談しつつ、最善の性能アップを目指し、

● ご希望の間取りへの大規模な変更
● 水回りの全面改修
● 外装の改新
● 構造補強
断熱補強

を実施。
新しい生活への対応、地震への備えと快適さの性能向上を実現いたしましたので、構造補強と断熱補強の2つをピックアップしてご報告させていただきます。

|その1:地震への安全性の向上

家族の命を守る「耐震化」。
柱を増やしたり筋交いと柱頭柱脚金物で補強を実施。

結果、構造計算により無雪時の構造の評点
無積雪時:改修前0.12→改修後0.84
1m積雪時(1平米あたり300kgの積雪荷重を追加):改修前0.1→改修後0.7

震度5強以下なら中破以下ですむという計算結果へと改善。
*南海トラフ地震 但馬では震度5弱か。この30年に起きる確率は70~80%と言われています。

|その2:断熱性能・快適性の改善

省エネ基準の達成を目指し施工。
大掛かりな工事を避けての実施でしたが、改修改修前に比べると一部を除き、省エネ基準を上回る仕様となりました。
さらに先進的窓リノベ事業の補助金(なんと80万円)を活用して窓は樹脂サッシ( Low-E ペアガラス、アルゴンガス入り)に更新しました。
それらの改修により、基本室温が一年中快適な温度で保たれ、冷暖房費を抑え家族の健康にもプラスとなることでしょう。


まとめ

評点1.0まで行くにはもう少し予算が足りませんでした。
1.0Mの多雪地域での構造評点1.0はいかに難しいかひしひしと感じることとなりました。
次回は必ず1.0を超えたいですね。
「耐震化」は、リフォーム時、リノベーション時には必ず考えておかないといけない性能です。
現在リフォームなどをご検討の方は、構造計算を行い安全性を確保されることをおすすめします。

ちなみにこちらのお家は現在「こどもエコ住まいの補助金」も申請中。
みなさまの暮らしの質を高めるため、補助金情報も随時お伝えしています。

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