二人で快適に健康で安心して暮らす終の棲家

16坪のコンパクトな平屋住宅。南側の大きな窓からたっぷりと陽光が差し込み、明るく開放的なLDKが広がります。左奥に見える6帖用エアコン1台で、約32帖分の室内全体を冷暖房できる高効率な全館空調を実現。冬場のヒートショックのリスクを抑え、家中どこでも快適で安心して過ごせる住環境です。
LDKの左奥には、寝室兼多目的室を配置。ランマ部分には、以前の住宅で使われていた長欄間をリユースし、戸を閉めた状態でも空調の効率を保てるよう工夫しています。こうした再利用のアイデアには、かつての住まいの記憶を大切に引き継ぐ想いが込められています。
キッチンは対面式で、手元にはコンパクトなカウンターダイニングを設置。ダイニングのカウンターには、旧住宅の客間の床の間で使われていた欅の無垢板を再利用し、思い出の詰まった素材とともに新しい暮らしを楽しめます。
6帖の寝室兼多目的室には、たっぷりとした収納スペースと南側の窓からの心地よい光があり、LDKとつなげて続き間としても活用できる柔軟な設計です。限られた面積のなかに、快適性と思い出を丁寧に織り込んだ、ぬくもりある住まいとなっています。
概要
- 場所
- 兵庫県|Y様邸
- 家族構成
- 夫婦
- 性能レベル
- Ua値:0.36|C値:0.3